おしゃれチェック「ビートたけし」
ビートたけしは、実に不可解な人物だ。一見するとただのオヤジである。しかし、ジーンズと白っぽいブラウスを、若者のようにさり気なく着こなすことが出来る。映画では、ダークスーツにサングラスといったダンディーな格好もする。そして舘ひろしとは違った深みのある本物の渋さを感じさせる。
ビートたけしには、オシャレをすることに対する照れがあるようだ。その気になれば、高級ブランドの服やアクセサリーを身に付けられる身分だ。しかし、普段はいつもシンプルで控え目な格好をしている。それが彼のポリシーなのだろう。浅草の芸人時代の貧しさが、いまだに心に染み込んでいるみたいだ。
タレントとしてのギャラはトップクラスなのに、彼は徹底して質素なイメージを作り出している。その逆が細木数子だ。金持ちであることを見せびらかすように、高級ブランドの服やアクセサリーを身に付けている。そして他人をこきおろして得意になっている。
細木と違ってたけしは、オシャレが控え目なのと同様に、他人に対しても遠慮がちな対応している。そう考えてみると、彼の場合は人間性とファッションが見事に合致していることになる。
「コマネチ!」といった昔のツー・ビート時代のギャグが懐かしい。意味の分からない若い人は、周りのオジサンに尋ねてみてちょうだい。Vカットの「コマネチ!コマネチ!コマネチ!」と、みんなで真似をしたものだ。
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