消えたエキゾチック・ジャパン
「エキゾチック・ジャパン!」と郷ひろみが歌っていた時代があった。いつ頃だったか忘れたけれど、その歌がヒットした当時は、確かに、いろんな意味で日本はエキゾチックだった。しかし、今の日本にはエキゾチックなものが無くなってしまった。時代の流れと言ってしまえば、それまでの話だが。
どうして、そうなってしまったのだろう?おそらく日本人が変わってしまったからだろう。あまりにも西洋ナイズされてしまった所為としか言いようがない。ファッション面では、この20年ですごくセンスアップした。特にヤングはオシャレで、昔に比べればカッコいい若者が増えた。何処の街にもジャニーズ系の若者がいる。それに比べて、昔の日本人は本当にダサくてヤボったかった。
ファッションのトレンドは全て西洋が作り出し、そうしたスタイルを昔の日本人はそっくり真似たのである。西洋人には似合っても、日本のイモ兄ちゃんや姉ちゃんには似合うはずがない。日本人と西洋人との間には文化や生活習慣に大きな違いがあり、西洋のファッションを日本人ぱ着こなせなかったのだ。体や顔だけじゃなく、心も日本人そのものだった。すべてが和洋折中で、まだまだ古い日本がたくさん残っていた。そうした古い日本こそが、外国人だけじゃなく日本人にとってもエキゾチックに感じられたのだろう。
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