2008年7月22日 (火)

ジーンズの値段と価値

 今は誰でもジーンズをはいているが、70年頃はマイナーブームした程度で、ほとんど見かけなかった。中学や高校のクラスで、男の子が一人か二人だけ着用していた。ジーンズをはいている女の子はゼロに近かった。

 ジーンズそのものが高価だった。当時はリーヴァイス、リー、ラングラー、エドウィンの4大ブランドのジーンズしか売っていなかった。1本が4千円前後で、今の貨幣価値に直せば、1万円ちょっとくらいになる。何よりも日本の経済が発展途上中だったので、そんな贅沢品には手が出なかった。若い人には信じられないだろうが、1ドルが360円の時代だったのだ。

 ところが最近では、スーパーへ行けば2千円でもジーンズが買えるようになった。もちろん量販店向けの安いジーンズである。2千円のジーンズでも、二年程度は長持ちしてくれる。3千円も出せば、かなりしっかりとしたジーンズが買える。ユニクロで4千円以上出せば、デザイン性もあって生地も丈夫だ。

 他人のはいているジーンズほど値段の判別が難しいものはない。特に女性の場合は、例え3千円のジーンズであっても、スタイルが良くてうまく着こなしていれば高く見える。まさにコーディネートのうまさがジーンズの価値を決めるといって過言じゃない。最近は七十代の年寄りもジーンズをはいている。中には高そうなジーンズをはいているジイちゃんも見かける。しかし一つもカッコいいとは思わない。

 1本100万円のヴィンテージ・ジーンズを買う人間もいる。そうなってくると、貴金属を買うときの心理と似てくる。ようするにマニアになってしまうのだ。高けりゃ高い程、彼らにとっては値打ちがあるのだ。おそらく、100万円のジーンズをはく気にはならないだろう。部屋の壁にでも吊るして、それを眺めながら満足しているんじゃないだろうか。

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2008年7月19日 (土)

2000年代のファッションの流れ

 時代が変われば、美しいと思えるバランスも変わってしまう。80年代のバブル期から長く続いた女の子のボディコンに代表されるコンサバティブなセクシー・ファッションが終わり、そして2000年代に突入した。90年代末にはガングロ・コギャルが突然変異のように出現したが、都会の異端児的な存在で終わってしまった。

 2000年代に入って、男の子はズボンをズリ下げ、眉を剃ってピアスをした。そうしたヒップホップのストリート系も、2007年には見事に消えてしまった。女の子のルーズソックスも同じように姿を消した。そして今、男の子はノーマルで保守的でもあるアイビー、プレッピーといったアメカジのファッションを受け入れた。女の子も、可愛くてフェミニンでノーマルなアイテムを好んで身につけ始めた。ワンピースの定着が女の子っぽい可愛さの追求を後押ししているのだろう。

 大人の女の場合はどうだろう。ワンピースという新しいアイテムによって、フェミニンで上品でフォークロアなムードを演出することが可能になった。その他に、少年のスポーティーさを同居させたセクシーさと活動的なイメージをプラスしたファッションが定着している。

 大人の男性の場合は、大きな変化はない。一つだけあるとすれば、ヤンキーっぽいアウトロー的な男たちのファッションの変化だ。30代から40代の元ヤンキーたちは、何故か似通った傾向を見せている。普段着にスーツを着用することだ。イタカジ風ダークスーツにノー・ネクタイで開襟シャツ。へたするとヤクザに見えてしまう。もしかしたら彼らは、遊び人っぽいファッションをやめて、ダンディーさを追求し始めたのかもしれない。長い間、不良でアウトロー的イメージのあったロックンローラーの矢沢永吉が、超一流のSONYのCMに出るようになった。そうした新しい時代の流れと、中年世代のアウトローたちの変貌が、どうしても重なって見える。

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2008年7月17日 (木)

米国の不景気とアパレル商品

 最近はアメリカの不景気、石油の高騰、食品等の物価高もあって、日本のアパレル関係は先行きが不透明になりつつある。衣食住の中では、なんたって食が大切になってくる。着るものは後回しにして、食事を優先させるのが世の常である。その所為か特にブランドものは売れなくなってしまった。

 それでも本当に高級なものは、車にしてもマンションにしてもファッション・ブランドにしても売れつづけている。金持ちには多少の物価高は影響しないのだ。それとは逆に、経済力と購買力のない若者たちにとっては、かなりの影響があるみたいだ。

 ワンピースのブームもあってか、最近の女の子のファッションがおとなしくなった気がする。どちらかと言えば、ワンピースはお嬢様っぽくてノーマルなアイテムだ。不意に世界中を巻き込んだ不景気な時代の流れと、見事にマッチしてしまった。それに同調するかのように、男の子たちのファッションも地味目になった気がする。少し前のルーズなストリート系とは違ったノーマルなカジュアル・ファッションが主流になってきた。そういう意味でファッションは、敏感に時代の流れを反映するのかもしれない。

 いくら原価が高くなっても、定価を高くすると商品は売れなくなってしまう。そうなると手抜きをするしかない。最近の量販店向けのアパレル商品、特にTシャツの手抜きはひど過ぎる。生地は薄くて悪いし、プリントのデザインもインクも悪い。そんなものが2000円で販売されているのだから。三年間着られるものを買うとなったら、最低3000円を出さなきゃならない。それでも安物をたくさん買うよりは、少し高価なものを選んで買った方が賢明だ。

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2008年7月16日 (水)

イタカジが似合う闘莉王

 メンズ・ファッションの中で一番カッコいいのは、何と言ったってイタカジだろう。そのかわりに着こなすのが難しい。アメカジの場合は、少しだけセンスがあれば、誰だってそれなりに着こなすことができる。それこそ高校生でもサマになる。

 結論から言ってしまえば、平べったい日本人の顔にイタカジは似合わない。そうした理由で、若い日本人男性がイタカジを着こなすのは難しいと思う。しかし中年になって渋みとかダンディーさが全身からにじみ出るようになれば、話は別なのである。と言っても、ダンディーな日本人というのは、本当に数えるほどしかいない。大半の日本人男性は、中年世代になると、ただのオヤジに成り下がってしまう。

 比較的若い世代でイタカジが似合う日本人男性って、本当に少ないよね。真っ先に頭に浮かぶのはサッカーの闘莉王だけど、彼の場合は母親がイタリア系ブラジル人だから当然のことだ。それでもサッカー選手の中には、何人かイタカジ系がいるみたい。それに比べて野球界にはイタカジ系がいないよな。そう言えば日本ハムのマイケルって、イタカジが似合いそう。他にはまったく思い当たらない。阿部寛に似た巨人の木佐貫あたりも、もしかしたら似合うかもしれない。まあ、そんなとこだね。

 昔の日本人は、イタリア人のことを「イタ公」と呼んでいた。アメリカ人のことは「アメ公」だった。日本人に似て背の低いイタリア人に対して、けっこう愛着を感じていたのだ。そういう意味で、イタカジがもっと日本でブレークしてもおかしくない。これからの若い人たちが、新しいセンスでイタカジを着こなす日が、きっと来るような気がする。

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2008年7月14日 (月)

爆笑問題のファッションは光る?

 プレッピー、アイビー、ネオトラッドといったメンズの大きな流れがある。タレントや有名人の中で一番センスがいいのは、ビビる大木だと思う。新しいアイビースタイルを見事に着こなしている。二番目は山咲トオルじゃないだろうか。彼の場合は、全部がプレッピーじゃなくて、まったく違ったタイプの帽子などをアクセントにして、うまく組み合わせている。

 三番目はプレッピー風のSMAPとアイビー調の郷ひろみ。グッチのチェック・スーツを着ていた時の郷ひろみは、いろんな意味でインパクトがあった。本来、グッチのスーツのシルエットはゆったりとしていて、ホストが好んで着ている。そんなグッチがアイビー調のチェックスーツを販売するなんて、夢にも思わなかった。それを世間に知らしめたのが郷ひろみだったのだ。

 さてさて、これからが本題みたいなもの。漫才の爆笑問題のステージ衣装は、ネオ・トラッドそのものだ。どちらかと言えば地味な衣装であるが、じっくり見てみると、なかなかセンスがいい。特に小柄な田中の方は、けっこうオシャレに敏感そうだ。太田のセンスも悪くないが、顔が渋いので衣装も沈みがちである。そんな太田の渋くて暗い色合いを考慮して、いつも田中が明るい色を身につけている。そうした田中のバランス感覚とセンスに感心させられる。同じ漫才のくりぃむしちゅーも、昔のトラッドやコンチネンタル・スーツに似た衣装を着ている。いつも黒っぽいダークカラーのスーツとネクタイだが、それが逆にオシャレに見える。

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2008年7月11日 (金)

秋葉原の新名所「巫女カフェ」

 何かと話題になっている秋葉原。例の事件以来、コスプレの人数はいっきに減少した。以前ならグループでコスプレをエンジョイしていたのに、最近は一人淋しくアキバを歩いている。どうやら大半がコスプレをやめたみたいだ。

 そんな秋葉原に、新しいカフェが誕生したらしい。ネットの情報で知ったことなので、詳しいことは知らないのだが。それは巫女(みこ)カフェという名前で、神社の巫女の姿をした若い女性が、客の接待をするらしい。神社と同じ白い和服と赤いハカマを着た娘が、メイド喫茶とは違うサービスをするのだそうだ。

 はっきり言ってメイド喫茶は嫌いだった。客のことを「ご主人様」と呼ぶことに対する不快感と抵抗感があったからだ。すると巫女カフェの場合は、客のことを何て呼ぶのだろう。まさか「神様」じゃないだろうな。ほかに思い当たらないけど、その点はどうなっているのだろう?

 もしかしたら「おみくじ」なんかを売っているのかな。そうだとしたら、全部が大吉でなければ客は納得しない。ちょっとしたアトラクションが行なわれるそうで、少しは興味があるけど、行ってみたいとは思わない。そのうちテレビの報道番組あたりが、巫女カフェのことを取材するに違いないので、その時までのお楽しみということにしよう。

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2008年7月10日 (木)

大阪で発見!スケ番ロングスカート

 遂に発見!スケ番のロングスカート!場所は大阪の弁天町。さすがに元祖ヤンキーの大阪だと再認識させられた。その女子高生は、友だちの同級生らしき女の子と二人で歩いていた。同じ学校の制服だけれど、友達の方はミニスカートにしていた。一方の女の子は、同じ柄のスカートを超ロングにしてはいていた。紺と濃グリーンの大きなチェック柄の裾が、靴の上まで見事に伸びていたのだ。

 過去のいろんな流行が復活しているのに、スケ番のロングスカートだけは消えたままだ。おそらく復活することは無いだろうと思っていた。ところがドッコイ。大阪のごく一部の女子高生の間では、復活していたのだ。スケ番といっても、昔のような不良とかワルの部分は消えているようだ。どちらかと言えば硬派な感じの女の子が、新しいファッションとして復活させたみたいだ。

 大人の女性の間では、最近マキシ調のロングスカートがリバイバルしている。そうした傾向や流れの中で、女子高生のロングスカートも復活してきたのかもしれない。昔のスケ番は恐かったが、先日、大阪で見た女子高生は、それほどワルな感じはしなかった。

 大阪の弁天町は、東京でいえば、墨田区の錦糸町あたりに似ている。都会と下町が入り混じった街で、女子高生のロングスカート姿が見事に溶け込んでいた。本当に大阪は面白い所だ。昔からユニークなファッションの土壌がある。

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2008年7月 8日 (火)

アクセサリーで性格が見抜ける

<ブレスレットの好きな人>

とても活気があり、活力に満ちている。賢明な人が多く、なんらかの特技を身につけていることが多い。人生の目的が明確で、全ての面で積極的な対応をする。

<イヤリングの好きな人>

どちらかといえば、自己顕示欲が強い。自分の価値を他人に認めさせたくて、他人から注目されることを好む。早い話が、他人の目を気にする性格。ピアスの好きな人も、少し似たところがある。

<大きめの宝石の好きな人>

悪くいえば見得張りで、自分をひけらかすのが好きで、他人の視線を常に意識している。だからと言って悪い性格でもない。楽観的で、積極的で、情熱的なだけである。

<ブローチの好きな人>

ブローチの好きな人は、だいたいがお洒落好きだ。コーディネートに気を配り、第三者から見た自分のイメージを気にするタイプである。性格面でも同様のことが言える。人間関係では慎重に対処し、軽率な言動をつつしむ。例え親友同士であっても、少しは遠慮をしながら交際をする。恋人に対しても同じように距離を置いて付き合う。

<小さめの宝石の好きな人>

真珠のように目立たなくて小さい宝石の好きな人は、どちらかと言えば内気。謙虚で慎ましやかで、どんな時にも穏やかな性格。他人の目を意識せず、自分に素直にのんびりと生きていくタイプ。

<民族風アクセサリーの好きな人>

どちらかと言えば、個性の強いタイプ。あらゆる面で他人と違ったものを好み、独自のポリシーを持ってマイペースに行動する。

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2008年7月 6日 (日)

再結成されるCCBのファッション

 あの伝説のバンドのCCBが再結成されるそうだ。彼らの凄いところは、音楽性だけじゃなく、ファッションセンスも飛び抜けていたことである。彼らの全盛期は85年頃で、ジャパニーズ・ファッションが世界進出を始めた時期でもある。メイド・イン・ジャパンのシティー・ファッションに身を包み、高い音楽性を武器にして活躍した。

 C-C-Bはココナッツ・ボーイズを略したもので、1980年代に大活躍した日本のロックバンドである。ワインレッドなどのカラフルに染めた髪で話題をさらった。YMOのテクノファッションと、それ以降のジャパニーズ・ファッションの接点の時代といっていい。シングル「Romanticが止まらない」が大ヒットした。その後ポップス系で次々とヒットを飛ばしたが、本来はロック色が強いバンドだった。

 最初はカラフルな髪の色や白いフレームのメガネなどが目立ち、ユニークバンド扱いをされたが、演奏能力も歌唱能力も高度で、バンドとしての評価は高かった。そんなCCBが2008年に正式に再結成されることとなったのだ。考えてみれば、あれから20数年が過ぎたことになる。どんな風にイメージチェンジするのか、すごく楽しみだ。ココナッツ・ボーイズも中年になってしまったのだから。そういう意味で、彼らのファッションに注目してみたい。昔のイメージを残しながらも、渋みを演出したCCBのステージ衣装に期待している。

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2008年7月 5日 (土)

ロト6で三億当たったら何を買う

 「ロト6で3億二千万円当てた男」というテレビドラマを見た。実話をドラマ化したらしい。ドラマを見終わってから寝るまで、3億二千万円のことが頭から離れなかった。もしも自分に3億が当たったら何を買うだろう?本気でそんなことを考えてしまった。ドラマの話だと思いつつも、ついついその気になってしまったのだ。

 3億もあれば欲しい物は何でも買える。アルマーニだろうが、グッチだろうが、アバクロだろうが。それこそ、1千万円もあれば充分だ。逆に、買いたいものが思い浮かばない。お金が無いから、そうしたブランドものに憧れるのであって、実際に3億も手に入れたら、それほど欲しいとは思わなくなる。そんな気がしてならない。いつでも買えると思うと、そうしたものに興味がなくなってしまうんじゃないだろうか。それより3億を貯金して、今までと同じ質素な生活を続ける方が幸福かもしれない。

 例えば、子供の時、死ぬほどお菓子を食べたいと思った。しかし、大人になったらほとんどお菓子を食べなくなった。買う気になればいつでも買えるからで、決してお菓子が嫌いになったんじやない。ブランド製品も、それと同じことが言えるんじゃないだろうか。いつでも買えると思うと、興味がなくなってしまうような気がする。少ないお金の中で、苦労して服を買うからこそオシャレが楽しいのである。無理して貯金をしてブランド製品を買うからこそ、うれしいのである。

 ココから先は大人の話なんで、若い人は無視してほしい。ドラマの中で、一つだけデタラメなことがあった。一人六万円も払うような高級クラブなのに、反町隆史たちに同席したホステスは、二人とも田舎のOLみたいなイモ姉ちゃんだった。絶対にそんなことは有りえない。高級クラブのホステスは、みんな都会的な美人ばかりだ。だからこそ、高いお金を出して飲みにいくのである。

それは別にして、久し振りに大人が楽しめる面白いドラマである。どうやら、高級クラブの新米ホステスが、重要な役割を果たすみたいだ。次回も忘れずに見ることにしよう。


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